【特集2】魅力発見!緑区のものづくり企業を知る!!(2)

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■株式会社　遠藤製作所(横浜市緑区上山一丁目)
1956年東京都大田区で創業　1962年緑区へ移転
◇主力製品について教えてください
板状の金属を加工する技術の「板金」で、大型のエアコンや冷凍機の骨格を作っており、横浜ランドマークタワーや横浜アリーナにも使われています。大型の板金ともなると、最大4メートルの長さの物まで製作が可能で、高さ6メートルもある工場内で完成させ、大型のトラックで輸送しています。

「鶴見川の氾濫により過去に3度工場が浸水されるも、緑区でものづくりを続けてきました。ものづくりはどの時代もなくなりません。技術を身に付けることで、形のないものを形にすることができます。『自分が作ったものが○○で使われている』というものづくりの魅力をぜひ知っていただきたいです。」(取締役会長　向後(こうご)さん)

「取材時も、大型の機械で背丈よりも大きな金属の板が次々と加工されていました。大きなものを作り上げていくものづくりの迫力を感じました!」(ミドリン)

■オサ機械　株式会社(横浜市緑区上山一丁目)
1932年東京都中央区で創業　1988年緑区へ移転
◇主力製品について教えてください
チョコレートを製造する機械・設備です。「チロルチョコ」や「ブラックサンダー」を作る機械も製造しています。
顧客が要望する難しい製造工程のチョコレートも設計に反映し、フルオーダーメイドで最高の設備を創り上げています。

◇脱炭素への取組について教えてください
チョコレートの製造工程で出る熱エネルギーの削減や、原材料そのものの消費・廃棄が少なくなるように、機械を設計しています。

「チョコレートは、心がほっとしたり、楽しい気分になることができる食べ物です。皆さんの日常の中で、チョコレートを通して少しでもお役に立ちたい!という気持ちで、企業活動に取り組んでいます。」(取締役会長　塚本(つかもと)さん)

「日本や欧米にはたくさんのチョコレート菓子がありますが、アジアにはまだまだ自国で製造する国が少ないとか。アジア地域に旅行に行って買ったお土産のチョコレートが、実はオサ機械の製造機器でできている!?なんてこともあるかもしれません!(ミドリン)

■株式会社　トーユー(横浜市緑区西八朔町)
1963年緑区で創業
◇主力製品について教えてください
「トラック用燃料・オイルフィルタエレメント」という、トラックのエンジンに使用されている製品を主力とする自動車部品製造会社です。エンジンが熱くなるのを保護するエンジンオイルをろ過するフィルタは、自動車を安定して走らせるためには欠かすことのできないものです。現在は、トラック用の何倍もある工作機器用フィルタも手掛けており、自動車業界で培ってきたフィルタ製造の技術で更なるものづくり力の向上を目指しています。

◇脱炭素への取組について教えてください
トーユーが作る製品そのものが、エンジンの安定稼働や、エンジンオイルの交換頻度を下げ、環境負荷を低減させることにつながるため、高品質な製品づくりを目指しています。また、照明のLED化やエアコンの更新などの設備投資を進めており、経費削減につながっています。

総務課主任　志賀(しが)さん

「志賀主任が『環境に優しい製品づくりのためにも、基本的なルールやマナーを守ること、会社として・社員として何ができるかを考えることが大事』と言っていたのがとても印象的でした!」(ミドリン)

■「YOKOHAMA　GO　GREEN」は、2050年の脱炭素社会の実現に向け、市と市民・事業者の皆さんが一丸となって、脱炭素・環境施策を推進するための合言葉として、策定しました。
脱炭素施策をはじめ、生物多様性、資源循環等、脱炭素社会の実現につながる環境施策全般のスローガンであり、ロゴには「YOKOHAMA　GO　GREEN」のキーワードを未来に向かって広げていく、波及させていくというイメージが込められています。
詳しくはこちら(二次元コード)　※二次元コードは本紙参照

問合せ：緑区役所企画調整係
【電話】045-930-2228【FAX】045-930-2225【Eメール】md-kikaku@city.yokohama.lg.jp