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地域防災拠点ってどんなところ?

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神奈川県 横浜市都筑区 クリエイティブ・コモンズ

横浜市では、震災時の避難先や物資の受渡し場所を「地域防災拠点」と呼んでいます。
市内1か所でも震度5強以上の地震が観測されると、区内の小中学校27か所の地域防災拠点が開設されます。いざという時に備え、地域防災拠点について、知っておきましょう。

■地震発生
・自宅で生活できる →原則、自宅にとどまる(在宅避難)
・自宅で生活できない →地域防災拠点に避難しましょう

■地域防災拠点の役割
(1)避難所
家屋の倒壊などにより自宅にとどまれない人びとが一定期間避難生活を送ります。避難する場合は、可能な限り各自の備蓄品を持参しましょう。

(2)情報受発信拠点
地域防災拠点には、生活情報や家族・知人の安否情報が集まります。また、災害時用の公衆電話などの通信機器を設置します。

(3)物資の供給拠点
行政等からの支援物資を受け入れて、配布を行います。運営委員会と自治会町内会等が連携して、物資の要請や配布数の調整などを行います。

(4)救助・救出活動拠点
防災備蓄庫内にある防災資機材(バール、担架など)を活用して、地域の救助・救出活動の支援を行います。

◇都筑区地域防災拠点運営委員会連絡協議会 会長 神原正明(かんばらまさあき)さん
「地域防災拠点は、地域住民で組織される運営委員が中心となり、避難してきた人を含めた全員で協力して開設・運営を行います。
避難生活のスペースは限られています。本当に避難が必要な人のために、自宅や親戚宅での生活が可能であれば、在宅避難をしましょう!」

「上記(2)~(4)は在宅避難の人びともご活用いただけます。物資の円滑な受渡しに向けて、在宅避難の人びとも地域防災拠点の運営に可能な限りご協力をお願いします。また、平時から各家庭で水・食料等の備蓄をお願いします。
また、ペットを飼っている人は、特に平時からの対策(備え)が重要です。市のガイドラインの確認や地域防災拠点の訓練への参加等、しっかりと対策をしてください。
なお、風水害と地震では、災害の性質の違いから、開設される場所等が状況により異なります。浸水ハザードマップを確認しましょう。」

◆防災・生活マップ
お住まいの場所の地域防災拠点を確認しましょう。
区役所で配布しているほか、ホームページからもご確認いただけます。(本紙二次元コード参照)

・「地域防災拠点」開設・運営マニュアル
地域防災拠点の開設・運営について、動画で掲載しています。ご覧ください。
・災害時のペット対策
・浸水ハザードマップ
(各本紙二次元コード参照)

問合せ:防災担当
【電話】948-2212【FAX】948-2208

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