いざという時への備えは、食料品や物品の備蓄だけではありません。
阪神・淡路大震災では、約8割の人が、家族や近所の人たちによって救出されています。
日頃からのご近所とのつながりが、災害時の助け合いにもなります。
◆Q 災害が起きた時に助けが必要になるかもしれない人は誰でしょう。
A:全員です。誰でも災害時には助けが必要になりえます。
・子どもがひとりで留守番をしているから心配。
・がれきがあって避難所に行くのが大変。車いすを押してくれる人がいないかな。
・こんな地震が起きて大変だ。お隣さんも不安なのではないかしら。
・「避難してください!」何が起きているかわからない…。誰か教えてくれないかな。
・ケガしちゃった。ひとりで避難できるかな。
ご近所とのつながりがあると、災害時にも声をかけやすく、助け合えます。
◆災害に備えた地域の活動を紹介します
◇災害時に避難が難しい人をボランティアが支援する取組を実施
茅ケ崎東町内会有志の皆さん
日頃からの住民同士のつながりづくりを目的に活動しています。
「自分は助けてもらうこともあるけれど、ボランティアもできますよ」と言ってくれる人もいます。
◇マンション内で災害時の安否確認の仕組みをつくり、日頃の交流の場として、定期的にサロンを実施
港北センタープレイス 自治会 梶(かじ)さん
私たちにできることを大切にして取り組んでいます。無理に何かをやろうとせず、テーマや人数にこだわらずに活動を継続していければいいと思います。
災害時への備えをきっかけに、ご近所での知り合いを増やし、“支え合う、助け合う地域”を目指しています。
■できることから 始めてみませんか?
◆参加する
日々のくらしの中でちょこっとできる、負担のないつながりづくりについて考えるフォーラムを開催します。(本紙二次元コード参照)
◇つづき あいフォーラム
『考えてみませんか?災害(いざ)へのそなえ』(申込み不要)
日時:2月17日(土) 14時~16時 (受付開始13時30分)
場所:都筑公会堂(区総合庁舎1階)
内容:
・第1部 都筑区社会福祉大会
社会福祉の向上・増進に功労のあった人や団体への表彰
・第2部 トークセッション
『災害時でも助けあえる都筑区を目指して』
地域で活動を行っている人、子育て中のママ、障害のある人などに、コーディネーターがお話をうかがいます。
コーディネーター…下尾直子(しもおなおこ)先生(洗足こども短期大学教授)
◆知る
「もっと知りたい人必見」
支え合いの大切さ、茅ケ崎東町内会や港北センタープレイスの取組内容などを紹介しています。
◇そなえあいブック
「ぜひご覧ください」
ホームページで公開中(本紙二次元コード参照)
◆やってみる
「できそうなことから一歩ずつ!」
◇ご近所とほどよくつながるために
・あいさつをしてみる。
・まちの掲示板や広報紙、自治会のホームページを見て、興味関心のある活動に参加してみる。
・お祭りや防災訓練などのまちの催し物に参加してみる。
問合せ:事業企画担当
【電話】948-2344【FAX】948-2354
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