かつては恐れられていた結核ですが、早期発見・治療をすれば「薬で治すことができる病気」になりました。
しかし結核は今でも日本で1日約30人が診断され、約5人が命を落としている感染症です。
この機会に結核を正しく理解して予防しましょう。
■どんな病気?
結核菌により主に肺に炎症が起きる病気です。空気感染が特徴です。
結核菌に感染しても必ず発病するわけではなく、健康であれば多くは免疫の働きによって結核菌を抑え込んでいます。
病気や年を重ねることなどで免疫力が落ちていると発病し、咳・たん・微熱など風邪のような症状が起こります。
■早期発見・早期治療のためにできること
1.2週間以上の咳、たん、微熱、体のだるさなど症状が続くときは医療機関を受診しましょう。
2.症状がなくても1年に1度は胸部X線検査を受けましょう。
3.発病予防のため健康的な生活(栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な休息)を意識しましょう。
問合せ:健康づくり係(4階408)
【電話】788-7840【FAX】784-4600
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