■横須賀で「アニメ地域おこし学校」を起業した
SSS合同会社 小田 恭央(おだやすお)さん
◇本業はキャラクター製作
東日本大震災の後、東北を盛り上げるために「東北ずん子」や「ずんだもん」などのアニメキャラクターを製作。イラストだけではなく動く素材や音声サービスとしても扱うことができるため、お土産や広告などで使用され、東北では高い認知度を誇ります。また、副業として「アニメ地域おこし学校」を横須賀で起業し、講師としてアニメ系のイベント企画やコンテンツの作り方などを教えています。本市でも、観光協会の製作するオリジナルキャラクターのイベント企画に携わっています。
◇アニメだけでなく創業支援も
業務改善が得意で、大手企業やITコンサルなどでスタートアップに携わり、創業支援も行っています。「専門家だとリスクに関する助言も多く、何かを始めようとする人を尻込みさせてしまう。自分は、やってみようよ、こうすればできるよ、と創業者たちに後押しできる位置にいると思っている」と語ります。
◇数ある候補地から横須賀を移住先に
小田さんは仕事の関係で東京に住んでいましたが、コロナ禍でウェブ会議などが増えたこともあり「せっかくなら海のある街に住みたい」と、さまざまな地を直接訪れ、移住先を検討。そして、数ある候補地の中で、東京までの通勤距離、商店街やスーパーの近さなど住みやすさを感じた横須賀を選びました。横須賀に多くの魅力を感じている小田さんは「今後どうすれば地域がさらに盛り上がっていくか」というアイデアがどんどんあふれ出てきます。「横須賀には、何年かに一度はアニメの舞台になるくらいきれいな景色や恵まれた自然がある。また、軍港としての特徴もある。いつかは横須賀の地を描いた作品と一緒に、街を活性化させていきたい」と笑顔で語りました。
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