■執筆者・フリーランスライター 木内アキさん
移住者目線で横須賀の魅力や奥深さをつづった冊子「ヨソモノ」著者の木内さんに、発刊に至った思いや移住のきっかけを伺いました。
8月号に続いて、お届けします。
◇ソトから見た横須賀。移住者が切り取る、まちの魅力。〔後編〕
移住に関心を持って遊びに来てくれる友人たちもいるが、移住先に選ぶのは横須賀ではないまち。そんなことを何度か経験するうち、このまちの「くらしの姿」は、ソトの人に伝わりづらいのかもしれないと感じたという。海外にルーツを持つ人・高齢の人・子どもを連れた人・スーツの人・白い制服に身を包んだ防衛大学生が入り交じる、地元の人にとっては当たり前の街の景色が、木内さんには面白く映った。
この横須賀の長い歴史が織りなす情景や風土を「ごちゃまぜ」という言葉で表現。ソトから来た木内さんが感じた「横須賀らしさ」を言葉にするからこそ、発見や深みが生まれるのであろう。これからも「ヨソモノ」目線だから見える横須賀の姿を切り取りたい、と思いを語った。
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