地域の元気が海老名の元気 えび人EBIBITO vol.71

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■今月のえび人
金子龍哉(かねこたつや)さん(杉久保在住・39歳)
消防団第10分団所属。昨年度は分団長を務め、市代表として神奈川県消防操法大会に出場。実家は杉久保で4代にわたり建築会社を営む。分団小屋の建て替えも担った。

▽〝なんとかなる〟の精神で地域のために
消防団や自治会で活躍する父と祖父の姿を見て育った金子さん。家業に入ると同時に消防団に入団したのも、自身にとっては自然なことだったと話します。「ずっと誰かがやってきてくれたことですから、自分の番が回ってきたら引き受けたい。何事も〝なんとかなる〟がモットーなんです」。消防団の活動歴は10年を超え、現在は所属分団で最年長。「自分が嫌なことは人に何と言われても嫌だから」と、兄貴分としておのおのの価値観を尊重することを心掛けています。「全員同じ地域で育ち、同じ条件でがんばっている。これまで知らずにすれ違っていたかもしれない人たちと、年齢に関係なくいろいろ話せる仲間になれるのが楽しいですね
仕事でも自治会と連携して祭りのやぐらの組み立てに携わるなど地域とのつながりは深く、将来的にはもっと幅のある活動をイメージしているとも話します。家族や地域の人からのバトンを受け取り、これからも進んで行きます。