「駅」「史跡」「公園」「暮らし」などから、海老名の〝あの時〞〝あの場所〞を写真でつづります。
■第31回川 目久尻川
本b■写真は本郷の市境を流れる目久尻川。座間市を源流に、蛇行しながら相模川に合流する。昭和初期、関東大震災復旧事業の一環として「目久尻堰せき」が整備され、昭和44(1969)年に改修されている。
名の由来は、カッパ退治でカッパの目をくじりとったという伝説から。『海老名むかしばなし』には地名学から解いた説も記されている。整備前の目久尻川は水勢が強く、雨量が多いと道を削り取ることがあったという。〝目にあまるほど川岸を削り取っていた〟ことから、この名が起こったのではと本書で説いている。
▽撮影場所
用田橋のすぐ下流、目久尻堰付近から温水プール方面を撮影
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