地域の元気が海老名の元気 えび人EBIBITO vol.65

3／34

■今月のえび人
大矢和正(おおやかずまさ)さん(東柏ケ谷在住・75歳)
東柏ケ谷二丁目自治会長、民生委員などを務め、現在は設立に携わった東柏二丁目地区社協の会長を担う。シニアクラブ会長、大塚ふるさとまつり保存会委員、柏ケ谷連合自治会「釣り堀部会」委員も兼務。

▽地域仲間との活動が生きがいに
「地域活動を通じてできた仲間と活動できることが生きがいです」と話す大矢さん。定年退職後は地域のために何かしたい、という強い意志がありました。声を掛けられればリーダー役もすすんで引き受け、約15年間、意欲的に地域活動を続けています。「地域の人から感謝の言葉をもらえると本当にうれしい。海老名に住んで約50年。ようやく地域に恩返しができてるかな」と充実感をにじませ、微笑(ほほえ)みます。
現在は昨年12月に設立した地区社協「ビナさくら」の活動を軌道に乗せるために奔走中。「住民のつながりが希薄になってきているのを感じます。高齢者だけじゃなくて子育て世帯も集まって、一緒に好きなことができる交流の場を作りたい。日頃から交流していれば、困った時にも助け合えるよね」
住民同士が支え合い、共に楽しく暮らせる地域の姿を目指して、仲間と手を取りまい進する毎日です。