熱中症は5月ごろから発生し、梅雨が明けるころから増加します。暑さで体温調整がうまくできない時に起こり、最悪の場合は死に至ります。
「熱中症警戒アラート」は、気温や湿度、日差しの強さなどによる「暑さ指数(WBGT)」をもとに国が発表する通知です。環境省のLINE公式アカウントや、防災行政無線、えびなメールサービスなどでお知らせします。
■高齢者や暑さを感じにくい人は特に注意
昨年度の熱中症による市内の救急搬送のうち、高齢者の割合は約40パーセントです。高齢者は若年者に比べ体内の水分が不足しがちで、暑さや喉の渇きを感じにくくなっています。暑さを感じる感覚に頼るだけでなく、適正な温度に設定したエアコンを使うなど、体調管理に十分注意しましょう。
■重度の場合は迷わず救急車を
熱中症を疑う症状が出た時は涼しい場所に移動し、体を冷やすなど早めに処置をしましょう。症状は、めまいや頭痛、吐き気などさまざまで、最悪の場合は死に至ります。意識障がいなど重度の場合は、迷わず救急車を要請してください。
■主な予防策
・「熱中症警戒アラート」の通知がある時は、不要不急の外出を避ける
・エアコン・扇風機を使用し、室温を調整する
・こまめに水分や塩分を補給する
・涼しい服装をし、外出時には日傘や帽子を着用する
問合せ:健康推進課
【電話】235-7880
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