地域の元気が海老名の元気 えび人EBIBITO vol.69

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■今月のえび人
杉本芳秋(すぎもとよしあき)さん(中新田在住・72歳)
中新田小学校区ふれあい推進委員会「ひだまりサロン」代表。中新田連合自治会会長、中新田コミセン館長も経験。先祖は徳川家康の老臣・高木主水助清秀の家臣の一人。天体観測は生涯の趣味。

▽出会い、ふれあい、高め合い
先祖代々中新田に住む杉本さんは、定年退職と同時期に自治会長を務めて以来、地域活動を続けてきました。「生まれ育った場所への〝恩返し〟ってほどでもないんだけど、誘われるがままに」と、始まりは控えめだった杉本さん。けれども、地元への愛着は人一倍です。
「出会い・ふれあい・高め合い」は、コミセンの館長時代に大切にしたテーマです。「人との出会いや交流からは発見や学びがある。そこから地域の課題が分かったり、解決につながったりもする。みんなで考え合う場は大事ですよね。新たな出会いは、今後の交流に発展することもありますね」。この考えは、『ひだまりサロン』の運営にも生かされ、自身も新たな出会いや学びを楽しんでいます。
「体が動くうちは、少しでも期待に応えていけたら。どの世代でも交流し合って、みんなで学び合っていきたいね」。杉本さんの向上心と郷土愛が、地域を支えます。