■今月のえび人
木村宏(きむらひろし)さん(国分北在住・70歳)
国分杉本ご近助ネット初代リード(会長)。現在は相談役。休日は登山やサイクリングなどを楽しみ、アクティブに過ごす。「自分に正直に生きる」がモットー。
▽1人1役、みんなが主役に
昨年4月に誕生した「国分杉本ご近助ネット」で相談役を務める木村さん。「少子高齢化が進んで共働き世帯が増え、それぞれの生き方が変わりました。前任の自治会長を中心に検討・議論を重ねた結果、生まれたのが今の組織です」と前身の国分杉本自治会から変わった経緯を語ります。
誰も孤立することなく、無理せず楽しく続けられる活動の在り方を目指し、1人1人の負荷軽減に着目。「役員として会議を重ねた中で自分も成長できたかな。まだ改革から1年半ですが、今までと違う組織の姿が見られると、狙いが実現しつつあると実感します」。「会議はいろいろな意見が聞けるので勉強になる」と語る木村さん。少しでもできることをやり、日頃から何でも言い合える関係を築くことが大事だと考えています。
「みんなが主役になれて、助け合える組織になればそれでいい」。その表情は充実感に満ちています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>