令和5年度は「コロナに打ち克(か)つ、輝く未来へ飛躍するえびな」をテーマに、子育て世帯を中心とした人口増による税収の底上げを図り好循環を生み出す、戦略的で積極的なまちづくりに取り組みました。
市役所周辺の一体的なまちづくりを推進する一方、近年急速に進展しているデジタル化に対応したスマホ市役所の実装や、スマート申請の拡充を実施するなど、ハードとソフトの両面から新たなまちづくりを進めました。
■充実して暮らせるまち
▽駐車場の舗装整備工事の実施…1億1400万円
文化会館・図書館・総合福祉会館の駐車場の舗装整備を行い、駐車場利用者環境を改善しました。
▽国際化事業の充実…190万円
市内在住の外国籍住民が安全・安心に生活できるまちを目指し、国際窓口の設置や外国籍住民を対象としたアンケート調査を行いました。
■健やかに暮らせるまち
▽子ども医療費助成の対象年齢の拡大…4800万円
中学校卒業までとしていた保険診療分の医療費全額無償の対象年齢を、「満18歳に達する日以降の最初の3月31日まで」に拡大しました。拡大に伴い新たに3263人が医療費助成の対象となりました。
▽帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチン、特定不妊治療(先進医療)の費用助成…4500万円
発症予防と健康増進のため、帯状疱疹ワクチンの接種費用を助成しました。また、少子化対策として、医療保険が適用されない特定不妊治療(先進医療)の費用を助成しました。
■にぎわいがあり自然に優しい
▽まちプレミアム付商品券の発行…24億7100万円
市民生活に影響を与えている物価高騰に対応するため、生活支援と地域経済の活性化を目的に、市内で使用可能なプレミアム付商品券を発行しました。
▽ゼロカーボンシティの推進…860万円
現時点の二酸化炭素排出量と2050年時点の排出量を推計し、ゼロカーボンシティ推進のために実施すべき取り組みの検討を行いました。
■便利で快適に暮らせるまち
▽市役所周辺地区の一体的なまちづくりの推進…700万円
開発行為の促進、都市インフラの整備に関する協議や道路交通に関する検証などを将来を見据えながら行いました。
▽市道3号線道路災害防除事業の着手…3000万円
近年の記録的な大雨や土砂災害を受けて市内斜面地などの検証を行いました。結果に基づき、崩落などのおそれがある斜面地に安全対策工事を実施しました。
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