■第32回文化財 大島家と海源寺
大島家の始まりは室町時代、鎌倉公方足利氏と関東管領上杉氏の戦い「永享の乱」の時、海老名氏からの救援要請を受けて安房国(現千葉県)から来た武将大島氏とされる。争いの後、血筋が絶えた海老名氏に代わりこの地を領有、居を構えるようになった。
大島正時が開基、高僧日朝上人を開山とする海源寺が創建されたのは寛正年間(1460~1466年)。大島豊後守正時坐像(昭和49年4月23日指定)と鐘楼門(平成6年10月20日指定)は、市指定重要有形文化財となっている。
▽撮影場所
海老名市教育支援センターえびりーぶ付近から撮影
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