全国的に人口減少が進む中、本市の人口は子育て世代を中心に増加を続け、昨年7月には14万人に達しました。人と企業に選ばれるまちを目指してきたこの20年間を、本市の「まちづくり第1ステージ」と位置づけました。
今後は将来の人口減少を見据え、市民、企業、他都市と連携し「まちづくり第2ステージ」として、さらなる経済の好循環を生み出すまちづくりや、高齢者、子ども、障がい者に寄り添った、誰にでも優しいまちづくりに取り組みます。
「まちづくり第2ステージ」が始動する今年度の予算は、「まちづくり第2ステージへ~新たなる挑戦~」をテーマに編成しました。
■令和6年度予算額
一般会計に特別会計と企業会計を加えた予算総額は約800億1200万円です。3年連続で増加し過去最大となりました。
■一般会計予算の内訳
一般会計予算額は前年度と比較し、23億2400万円、4・8パーセント増の508億9100万円となりました。歳入は法人市民税や固定資産税などが前年度より増加し、歳出はYou(ユー)Bus(バス)の実証運行の実施や相鉄線海老名駅の駅舎改修事業の進捗(しんちょく)などに伴い土木費が増加しました。教育費は、中学校完全給食の実施や小・中学校全児童・生徒の教材費の無償化を行う一方、食の創造館別館の工事が終了したことなどにより減少しました。
▽用語説明
人件費…市長や市職員の給与、議員や会計年度任用職員の報酬など
扶助費…障がい者や高齢者への支援、生活保護費など
公債費…市の借金である市債の返済に充てる経費
物件費…消耗品、業務委託料など補助費等…各種団体への補助金など
普通建設事業費…道路などの整備や建物の建設に関する経費
■市民1人当たりの予算の使い道(目的別経費)
1人当たり総額:36万4,538円
総務費:4万4,664円
民生費:16万2,825円
衛生費:2万7,630円
土木費:3万117円
消防費:2万401円
教育費:3万9,975円
その他:3万8,926円
※歳出予算を行政目的で分類し、住民基本台帳の令和6年1月1日時点の人口13万9,604人で算出しています。
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