■第34回道・橋 新道(しんみち)と海老名歩道橋
中央の道は、明治7(1874)年に青山通大山道を付け替えた後に整備された、現在の県道40号にあたる。付け替え当初は「新道」の名が使われ、国分の辻から大ケヤキまでの通りの地域を指した。幕末は大山道の国分宿であったことから多くの店が軒を連ね、明治時代後半には海老名の中心街として大変にぎわった。
昭和43(1968)年、県道40号を跨(また)ぐ歩道橋が大ケヤキのそばに開通。歩道橋の向こう側に当時の町役場が確認できる。現在は同じ場所に、海老名のランドマーク的存在のプライムタワーがそびえ立つ。
▽撮影場所
大ケヤキ付近から国分坂下交差点方面を撮影
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