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ごみ処理広域化について(第2回)~運営・維持管理編~

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神奈川県箱根町

令和7年10月から箱根町・真鶴町・湯河原町の足柄下郡では、可燃ごみ共同処理を開始します。また、枝・葉・草などは環境センターに新たに整備する剪定枝等ストックヤードに箱根町、真鶴町および湯河原町からの搬入分を保管して、民間事業者に委託して資源化します(令和9年2月完成予定)。
前月号は、ごみ処理広域化に関する施設整備編でしたが、今月号は運営・維持管理編になります。

Q.可燃ごみ共同処理の運営方法はどのようになりますか?
A.令和7年10月から令和21年度まで環境センターの可燃ごみ中継施設、粗大ごみ処理施設および剪定枝等ストックヤードの運営並びに維持管理を神鋼環境・テスコ運営事業共同企業体に委託します。ただし、粗大ごみ処理施設の維持補修は除きます(町で修繕対応します。)。また、湯河原美化センターまでの可燃ごみなどの運搬を有限会社箱根清掃公社に委託します。

Q.この期間の運営・維持管理費はいくらですか?
A.45億8,977万2,000円(14年6か月間の契約額)

Q.運営・維持管理を長期間にわたり委託するメリットは何ですか?
A.今回採用した「DBO方式」とは、民間事業者に施設の設計・施工・運営・維持管理を一括して発注する方式であり、民間事業者のノウハウを生かし、運営段階を見越した施設整備(コストの削減効果)と長期間にわたり効率の良い運営を行えるメリットがあります。

Q.ごみ処理広域化のメリットは?
A.
・ごみ処理経費の削減
個別にごみ処理施設を整備すると多額の費用が必要となるため、施設を集約化し、広域的にごみを処理することにより、建設費(国の交付金や県の補助金が利用可能)や維持管理費を削減することができます。
・地球温暖化防止に貢献
ごみ焼却施設を一定規模以上にすることにより、化石燃料などの消費を少なくすることができるため、CO2の排出を抑制することができます。
・ダイオキシン類の発生を抑制
これまでの16時間運転から24時間運転(湯河原美化センター)に変更となり、安定的な燃焼状態を維持できるため、ダイオキシン類の発生を抑制することができます。

照会先:環境課
【電話】85-9565

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