箱根ジオパーク

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■「夏休み子どもジオ講座」開催しました!
8月1日、箱根湯本駅近くに今年4月にオープンしたアクティビティ拠点施設「HAKONATURE BASE(ハコネイチャーベース)」にて、「夏休み子どもジオ講座」を開催しました!
今年のテーマは、「地球環境を楽しく学ぼう!」と「裏山を探検しよう!」です。
前半の部では、函嶺白百合学園高等学校の生徒さんが講師になり、地球環境カードゲーム「My Earth(マイアース)」を行いました。
地球環境カードゲーム「My Earth(マイアース)」とは、環境問題を「勉強」ではなく「遊び」として楽しく学べるコンテンツとして開発されました。
箱根の生態系や箱根で行われている環境活動などがカード化された「箱根パッケージ」の制作には、函嶺白百合学園高等学校の生徒がカードの内容の検討からパッケージ制作まで大きく関わったことを、「NPO法人SoELa」を通じて知り、その取組みに深く共感したことから、本講座の題材としたものです。また、後半の部の講師である「箱根ビジターセンター」もその監修・協力に携わっておられ、本講座では、両者に講師および運営協力をいただいたことで、総合的な学びに繋がりました。
カードゲームでは、地球で起きている「温暖化」をはじめ、「台風」や「山火事」などの環境についての基礎的な知識のほか、車より鉄道を使うことがCO2(二酸化炭素)の排出を抑えることに繋がること、箱根の名前がついた動物や植物があることなどといった身近な話題にも触れながら、地域内で行われている環境活動や生態系に与える影響についても楽しく学びました。

「ハコネサンショウウオ」や「ハコネギク」など「箱根」の名前がつく生き物や植物がいっぱいあるよ!
図鑑を見てみたり、箱根ビジターセンターや森のふれあい館に行ったりして調べてみてね!

後半の部では、会場の裏山で見られる植物や生きものを観察しました。葉っぱの匂いを嗅いでみたり、セミの幼虫や抜け殻を探してみたり、草笛を吹いてみたりと、参加した子どもたちは五感を使って楽しく探検し、地球環境への理解をさらに深めることができました。
また、本講座を通して、地球全体または身近な環境のために自分でできることを考えて、オリジナルのマイアースカードを作る「自由研究コンテスト」を開催しました。(結果については、後日お知らせします)
参加した子どもたちからは、「マイアースを友達ともやってみたい」「箱根の自然でもっと遊びたい」「ふだんできないことができてよかった」との声が聞かれました。
本講座を通じ、次世代を担う子供たちにSDGsの視点を楽しく学んでもらえたと思います。
箱根町では、引き続き、環境保全活動で活躍される地域の方と連携し、各種イベントを実施してまいります。

【HP】https://www.hakone-geopark.jp/
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