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自治体の皆さまへ

ジオパーク再認定審査に向けて

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神奈川県箱根町

箱根ジオパークは今年の秋に2回目の再認定審査(4年に一度)を受けます。
そこで昨年11月13日~14日、箱根町の事務局職員2人と神奈川県温泉地学研究所の研究員、神奈川県立生命の星・地球博物館学芸員各1人の合計4人で、宮城県栗原市が取り組む栗駒山麓ジオパークの再認定審査を下北ジオパーク、蔵王ジオパーク構想とともに視察しました。
栗駒山麓ジオパークは2008年に起きた岩手・宮城内陸地震で発生した巨大地すべりの現場を保全して防災や教育に役立てるという明確な目標から始まったジオパークです。審査では、震災から時が経ち、保全に前向きな協力者が増えている状況などの説明がなされていました。
昨今、世界ジオパークや日本ジオパークで関心が寄せられている「地質資源の保全と鉱物販売の問題」は、栗駒山麓ジオパークでも審査のポイントの1つとなっており、その対応について参考とさせてもらいました。
箱根ジオパークは前回令和2年度の審査で「何を行いたいかビジョンが不明確」との指摘を受け、この紙面もお借りし、皆さまから取り組むべき地域課題を寄せていただきました。その結果、地域を「守る」・「伝える」・「繋げる」・「活かす」のキーワードを含むビジョンがまとまりました。今後はこのビジョンでの行動計画策定に向けて準備を進めていきます。
なお、再認定審査の様子については、後日本誌でお知らせします。

《箱根ジオパーク再認定審査スケジュール(予定)》
5月下旬:審査員および審査方針・手順の発表
9月中旬:現況報告書、自己評価表の提出
10~11月:審査員2人による現地審査
12月中:審査結果発表

照会先:企画課
【電話】85-9560

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