令和6年1月に能登半島で発生した地震災害により、甚大な被害を受けた石川県に対して町では次のとおり支援を行いました。
(1)応急対策職員派遣
神奈川県からの令和6年能登半島地震にかかる「応急対策職員派遣制度」に基づく被災地への派遣要請により、1月19日から(7日間従事で交代)町職員1人が石川県志賀町で、物資の受入調整等に従事しています。
(2)消防職員の派遣
総務省消防庁からの出動指示により1月9日に町消防職員6人が、緊急消防援助隊神奈川県大隊として、石川県輪島市に向けて出発しました。続いて1月12日に6人(第2次派遣)、15日に6人(第3次派遣)、18日に5人(第4次派遣)、21日に2人(第5次派遣)を派遣しました。なお、神奈川県隊の編成規模縮小により、箱根部隊は第5次をもって派遣終了となりました。
(3)義援金
広く町民などから義援金を募るために、募金箱を設置しています。募った義援金については、日本赤十字社神奈川県支部を通じて被災地へ届けます。
受付期間:令和6年12月27日(金)まで
《募金箱による受付(14か所)》
・町役場(福祉課、町民課)
・温泉出張所
・宮城野出張所
・仙石原出張所
・箱根出張所
・総合保健福祉センターさくら館
・郷土資料館
・社会教育センター
・箱根関所
・箱根ジオミュージアム
・森のふれあい館
・箱根湿生花園
・老人福祉センターやまなみ荘
《窓口による受付(高額の義援金や領収書を必要とする場合は次の5か所)》
・町役場(福祉課)
・温泉出張所
・宮城野出張所
・仙石原出張所
・箱根出張所
(4)物的支援
町防災備蓄物資を箱根DMO(一般社団法人箱根町観光協会)および箱根温泉旅館ホテル協同組合からの支援物資等とともに、能登地方の被災地に向けて、小田原箱根商工会議所青年部による輸送協力を得て、金沢市能登被災地支援本部へ1月13日に到着するよう搬送しました。
《救援物資》
・飲料水(2ℓペットボトル900本)
・携帯用カイロ(約11,000枚)
・毛布(200枚)
・紙おむつ(子供用1,000枚、大人用300枚)
・生理用品(50パック900枚)
■あなたのお家は大丈夫?
今回の能登半島地震では多くの建物が倒壊し、石川県内で実施した応急危険度判定でも1月22日時点で約4割の建物が立ち入るのが危ないとされる「危険」(赤)に判定されています。これは東日本大震災の12%や阪神大震災の14%を大幅に上回るものです。被災地は木造住宅が多く、その大半が倒壊していると報道されています。
町ではいつ起こるかわからない地震に備えるため「木造住宅無料耐震相談会」を開催していますので、この機会に参加してください!詳しくは、本紙P.21に掲載しています。
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