伝統工芸士の本間昇(ほんまのぼる)さん(湯本)が、第48回全国伝統的工芸品公募展で、中小企業庁長官賞を受賞されました。本間さんは第46回にも受賞しており、今回で2度目の受賞となります。作品名は「万字寄木木画文箱(まんじよせぎもくがふばこ)」で、箱根寄木細工の魅力である寄木模様が作品一面に施された美しいデザインと、A4サイズの紙類などが収納できる実用性が評価されました。
本間さんはこの作品に「箱根寄木細工の技術は繊細であり、長い年月の経験と熟練が必要であることを広く知っていただきたい」と熱い思いを込めて製作されました。
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