町では将来像の実現に向けて6つの基本目標をもとに36の施策を展開します。
ここでは令和6年度に行う36の施策(事業222)のうち重点事業である32の事業を紹介します。
■重点32事業の紹介
[新]:新規事業
□:継続事業
◇1.皆が支えあう、誰もが元気なまちづくり
5事業:8,540万円
町民が年齢や性別、障がいのあるなしにかかわらず住み慣れた地域で安心して生活できるよう、福祉や医療のサービス提供とともに地域住民による支えあいの活動を支援することを目指します。
▽[新]こども家庭センター運営事業(1,062万円)
すべての妊産婦、子育て世帯、子どもへ一体的に相談支援を行う「こども家庭センター」を新たに設置し、個々の家庭に応じた切れ目のない相談支援の強化を図ります。
▽[新]ICT推進事業(367万円)(認定こども園費、保育所費)
保育支援システムを導入し、園と保護者間の連絡の利便性向上および保育に伴う事務効率化により子どもと向き合う時間や心理的なゆとりを増やし教育保育の質の向上を図ります。
□放課後児童健全育成事業(4,500万円)
□介護従事者等支援事業(390万円)
□生活習慣病予防推進事業(2,221万円)
◇2.未来を拓く人材が育ち、町民相互に高めあうまちづくり
7事業:14億532万円
箱根に愛着を持ち、未来を拓く人材を育てるとともに、学んだことを地域で生かし、自己の能力を最大限発揮することができる社会づくり、人権を尊重し、交流によってお互いに高めあう社会づくりを進めることを目指します。
▽[新]洞爺湖町姉妹都市提携60周年記念事業(625万円)
姉妹都市の北海道洞爺湖町と姉妹都市提携60周年を迎えるにあたり、記念式典を行うほか、各町のイベントに町民相互が参加するなどし、両町民の理解を深めるとともに交流促進を図ります。
□地域コミュニティ活性化事業(118万円)
□学校給食無償化事業(2,627万円)
(小学校費、中学校費)
□学校施設長寿命化事業(12億3,200万円)
□高等学校等通学費補助事業(2,357万円)
□郷土資料館展示開催等教育普及事業(163万円)
□箱根関所復元再整備事業(1億1,442万円)
◇3.誰もが住みたくなる、より良い生活環境のまちづくり
6事業:3億6,716万円
道路や住宅環境の整備、環境衛生の推進などにより、箱根に住みたいと思える環境づくりを目指します。
□住みたいまち箱根推進事業(1,851万円)
□町道箱1号線道路改良整備事業(9,450万円)
□橋りょう長寿命化改修事業(2,700万円)
□宮ノ下駐車場整備事業(1億6,748万円)
□有害鳥獣対策事業(1,193万円)
□水道統合整備事業(4,774万円)
◇4.環境にやさしく、安全・安心なまちづくり
6事業:3億9,664万円
町の財産である自然環境を大切にし、環境負荷の少ない循環型社会の形成、事故や災害に迅速に対応できる安全なまちづくりを目指します。
▽[新]粗大ごみ処理施設改修事業(2億9,150万円)
供用開始から31年経過している粗大ごみ処理施設の基幹的設備改修工事を実施します。
□地震等災害対策事業(3,823万円)
□防災情報機器等整備事業(496万円)
□木造住宅耐震化補助事業(249万円)
□地震等災害対応資機材整備事業(常備消防費、非常備消防費)(1,048万円)
□救急業務高度化推進事業(消防施設費)(4,898万円)
◇5.癒しと文化を提供する観光産業づくり
5事業:1億1,453万円
多くの人々に安らぎとうるおいをもたらし、伝統文化や歴史が感じられ、世界から目標とされる国際観光地づくりを進めることにより、観光産業の更なる発展につなげることを目指します。
□誘客宣伝事業(3,595万円)
□インバウンド観光推進事業(812万円)
□箱根DMO支援事業(3,400万円)
□公衆トイレ整備事業(2,546万円)
□人材確保等支援事業(1,100万円)
◇6.行政の効率的経営と官民協働体制の強化
3事業:4億177万円
限られた行政資源を効率的・効果的かつ計画的に配分しながら、健全な行財政運営を行っていくとともに、協働のまちづくりを更に進めることを目指します。
□デジタル化推進事業(305万円)
□電子計算処理推進事業(5,036万円)
□ふるさと納税促進事業(3億4,836万円)
■重点事業の総額
32事業:27億7,082万円
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