◇高齢者のための福祉
《地域包括支援センター》
高齢者の在宅介護や権利擁護などの総合的な相談窓口として、箱根町社会福祉協議会内に地域包括支援センター(【電話】85-3002)を開設しています。
高齢者のさまざまな相談に、専門員が支援しますので、相談を希望する方は、直接センターへ連絡してください。
《成年後見制度利用の支援》
認知症などで判断能力が不十分な身寄りのないひとり暮らしの高齢者等に対し、本人に代わり、契約や財産管理を行うことができる成年後見人等の申し立て手続きを家庭裁判所に行います。
《家族介護用品の支給》
要介護4または5の認定を受けている住民税非課税世帯の方を在宅で介護している家族に対し、介護用品(紙おむつ)を支給します。
《はり・きゅう・マッサージサービス券の交付》
健康増進のため70歳以上の方に対し、はり・きゅう・マッサージサービス券を交付します。サービス券は、町が委託した治療院、医療機関に限り利用できます。
交付枚数:年間一人3枚助成額(1枚につき)
・治療院の場合…1,500円
・医療機関で受診する場合…各医療機関により異なります。
《緊急通報システム》
近隣に親族のいない65歳以上のひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯などで、慢性疾患等により日常生活に注意を要する方に対し、緊急時の不安を解消し、日常生活の安全を確保するため、緊急通報システムを無料で貸し出します。
《認知症等行方不明SOSネットワークへの事前登録
認知症などが原因で所在不明となった際に一刻も早く発見して家族のもとに帰れるように、町に事前登録をしておくことができます。このネットワークは、警察などと連携し捜索にも役立てられます。
また、このネットワークの加入者については、町で個人賠償責任補償のある保険に加入しているため、登録された方が、万が一、法律上の損害賠償請求された際の経済的な負担を軽減できます。
《敬老行事の開催》
敬老会の開催、敬老祝金の贈呈、長寿夫妻への記念品贈呈などを行います。
《配食サービス》
虚弱などの理由により、調理することが困難な方に対し、弁当を届けます。
対象:65歳以上のひとり暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯で見守りが必要な方など
利用料:1食360円
利用回数:月・水・金曜日のうち週3回まで
《ごみ出し支援サービス》
家族や知人などからの支援がなく、ごみ出しが困難となっており、一人暮らしなどで見守りを必要とする方に対し、ごみ出し支援サービスを実施しています。
対象:介護保険の要支援、介護予防日常生活支援総合事業の対象者または要介護の方でひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯で見守りが必要な方
利用料:1月100円
利用回数:1月6回まで
《後付け自動車急発進抑制装置等の設置費を補助》
自動車運転時のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故や衝突事故を防止するための安全装置を後付けした方に補助します。
対象車種:65歳以上の方が使用者となっている軽自動車または普通自動車で、自家用車両となっている車補助額当該装置の購入費および取付工賃の額(上限10万円)
対象:次の項目を全て満たす方
・65歳以上の運転免許保有者
・町税などの滞納がない方
・当該装置をサポカー補助金の取り扱い実績を有する店で設置してから、起算して1年以上使用する予定の方
申請方法:所定の申請書、車検証の写しなどを設置日から3か月以内に提出してください。
《GPS位置情報検索機器の貸与》
「認知症等行方不明SOSネットワーク」に事前登録をされた住民の方とその家族の希望により、所在不明の際にその位置情報を検索するための機器を貸し出します。
《在宅医療・介護相談窓口》
住み慣れた家庭や地域で、医療や介護などのサービスを安心して受けることができるよう福祉課等に相談窓口を開設しています。
保健師が相談に応じますので、相談を希望する方は、福祉課に連絡してください。
照会先:福祉課
【電話】85-7790
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