■「より大きく!美しく!」を胸に 第103回箱根強羅温泉大文字焼
日時:8月16日(金)19時30分点火予定
大正10年に観光客の慰安のために始まった大文字焼は、時代を超えて続いています。
関東大震災で多くの犠牲者が出たことから、送り火の意味も込められるようになりました。
2か月も前より炎天下の中、刈取り、乾燥の作業が繰り返されます。乾燥したシノダケ(箱根女竹長さ3m程)を直径30cm程の束として250束作ります。「大」の字が大きく描かれる様、「大」の輪郭に沿って二重にし、約1・5m間隔に立てます。
一筋の花火を合図に点火され、点が線となり文字となって皆さんの眼前に「大」の字が浮かんできます。(「大」の字の「一」は長さが108m、文字の太さは7・2mにもなります。)
※詳細は、本紙P.6をご覧ください。
◇見方が変わる大文字焼
多くの観光客を魅了し、地域の皆さんに親しまれている大文字焼ですが、宮城野青年会の存在を知ることで、その見方が変わることでしょう。美しい炎の光景に加え、多くの人々の熱意と努力を感じることで、いつもと違う大文字焼、地域のつながりのある祭りが見えてくるのではないでしょうか。青年会の活動は、大文字焼だけに留まりません。地域の祭りや行事の運営、伝統の継承など、多岐にわたる活動を行っています。これにより、地域全体の結束力が高まり、豊かなコミュニティが築かれています。
◇地域の未来を支えるために
宮城野青年会は、次世代への技術と伝統の継承を目指して、日々努力を続けています。地域の皆さんも、ぜひこの青年会の活動に注目し、支援していただければと思います。
この夏も、大文字焼を楽しみにしている皆さん。美しい炎の背後にある多くの方々の努力に思いを馳せながら、夏のひと時を過ごしてみてください。
■やまなみ荘で大文字鑑賞会
町内在住の60歳以上の方とその家族が対象です。
※一家族おおむね5人以内
興味がある方は8月5日(月)までに福祉課に電話で申し込んでください。
【電話】85-7790
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