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自治体の皆さまへ

10月27日(金)~11月9日(木)は読書週間 図書館で本を楽しむ暮らし方

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神奈川県茅ケ崎市

読書の秋。あらゆるジャンルの本に出会える図書館は、読書を気軽に楽しめる場所として最適です。
ページをめくる感触を楽しんだり、装丁(そうてい)にときめいたり、五感で感じられるのが紙の本の良さ。日常を離れて未知の世界を体験できる本、趣味の本、仕事に役立つ本、心を癒やしてくれる本…暮らしの中で読書を楽しみながら、心豊かに過ごしてみませんか。

■ようこそ読書沼へ
本を好きになるきっかけはさまざま。日々多くの本に囲まれている図書館員は、暮らしの中で読書を楽しむ達人です。図書館員に読書の魅力や本の選び方、最近読んで面白いと思った「推し本」を聞きました。

●活字が苦手でも読書好きに
國分(こくぶん)雪
読書は必ずしも活字を追うだけではありません。絵本や写真集、耳で聞く本など、活字が苦手でも本を好きになるきっかけはたくさんあります。読書は日常を離れて、日々フル回転の頭をリセットできます。

▽[推し]嶋﨑隆一郎『男のシャツの本』(文化出版局刊)
洋裁が趣味で選んだ一冊。シャツの素材、ボタンやパーツについて詳しく書かれている。何より写真が美しい

●読書でさまざまな体験をしよう
古郡(ふるこおり)恵美香
読みたい本の情報は、新聞の書籍広告やインターネットの読書メーター、ネットギャリーなどから得ています。本の世界ではさまざまな時代や職業の人になれるだけでなく、異世界まで飛んでいけるのが魅力です。

▽[推し]奥田英朗『コロナと潜水服』(光文社刊)
短編の一つ「パンダに乗って」がお気に入り。欲しかったイタリア車を手に入れた主人公のハートウオーミングな話は最後に泣ける

●好きな作家作品を片っ端から
水島美和
母が西村京太郎や山村美紗などのミステリーが好きで、私も読書好きに。幼い頃からいろいろな地名の漢字が読めたのは西村京太郎のおかげかも(笑)。気に入った作家を見付けて片っ端から読むのもおすすめです。

▽[推し]小川義男『日本人なら知っておきたい あらすじで読む日本の名著』(KADOKAWA刊)
名作を改めて読みたい時に便利な一冊。あらすじから原作や、少しかみ砕いた児童書を探して読んでみても楽しめる

●普段は読まないジャンルも挑戦
三浦綸(りん)
本棚をふらっと眺めていると「ここだよ」と本に呼ばれる瞬間があります。潜在的に興味があるのかもしれません。人が読んでいて自分では選ばないタイプの本に挑戦するのも、新しい発見があります。

▽[推し]湊かなえ『母性』(新潮社刊)
映画化された作品。母の手記と娘の回想が交錯する。一つの出来事が、視点によって全く違って見えるところがおもしろい

■図書館へ行こう
読みたい本を探したり、調べものを相談したり、映画を見たり、ボランティアをしたり、図書館をもっと身近に活用してみませんか。

●図書館員を使いこなすレファレンスサービス
「子どもの頃に読んだ本のタイトルが思い出せない」「茅ヶ崎にある地名の由来が知りたい」など、調べものは相談しよう

●図書館にない本はリクエスト
購入または県内の図書館から取り寄せも可能。時間がかかる場合があります。ご了承ください

●本を予約して家の近くで受け取り
図書資料は10点まで、視聴覚資料は5点まで予約できます。図書館HPや蔵書検索機、窓口で申し込み。本館・分館・公民館図書室など市内14か所で受け取れます

●本を借りるだけじゃないテーマごとに楽しめる映画会
シーズンごとに実施する映画会。10月は旅・冒険をテーマに本館で開催します

開場は上映時間の30分前

●特別展示は幅広い本に触れるチャンス
季節のテーマから岡崎市、ホノルルマンスなど他の機関とコラボしたテーマまで幅広く取り上げます。新しい出会いもあるはずです

●ボランティア活動で図書館をもっと知る
図書館ではさまざまな分野で活動するボランティアを募集中です

▽おはなし会
赤ちゃんから小学生までを対象に、読み聞かせやお話(ストーリーテリング)、本の紹介をします

▽しおりの会
壊れてしまった本を修理し、また読めるようにしています

●図書館ファンになる公式X(旧Twitter)
イベント情報や図書館の舞台裏などを紹介。ほっこりする“職員代理”が人気の「♯図書館員の小さなつぶやき」がクセになります

■♯図書館員の小さなつぶやき〜広報紙の取材にて〜
※詳細は、本紙またはPDF版2面をご覧ください。

問合せ:図書館
【電話】87-1001

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