茅ヶ崎ゆかりの人物館・開高健記念館で、茅ヶ崎ゆかりの人物の魅力に迫る2つの企画展を開催します。
■茅ヶ崎ゆかりの人物館で市民研究員による展示
小津生誕120年 小津安二郎・野田高梧展―二人の日記が映し出す茅ヶ崎―
小津安二郎生誕120年、野田高梧(こうご)生誕130年を記念して企画展を開催します。
世界的に評価の高い映画監督・小津安二郎は、脚本家の野田高梧と茅ヶ崎館を定宿(じょうやど)として、代表作「麥秋(ばくしゅう)」(1951年公開)を共同執筆しました。構想を練り始めた1950年11月から脚本を書き終えた翌年5月までの二人の日記を、「ゆかりラボ」市民研究員が調査研究。そこから見えてきた二人の茅ヶ崎での暮らしぶりや、終戦から6年後の茅ヶ崎の様子などを紹介します。
■開高健記念館開館20周年企画展
BEST COLLECTION(ベストコレクション) 開高健
小説家・開高健が茅ヶ崎に移り住み、晩年を過ごした邸宅を、記念館として開館してから20周年を迎えました。
本企画展は、約30回にわたるこれまでの企画展で展示された収蔵品の中から、芥川賞受賞作「裸の王様」をはじめ、「ベトナム戦記」「輝ける闇」「夏の闇」「オーパ!」他、代表作の直筆原稿や取材資料、愛用品などの選りすぐりの品を展示。作家としての足跡をたどります。
期間:10月28日(土)~2024年3月31日(日)の金・土・日曜日、祝日
※12月29日(金)~1月3日(水)は休館
時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
料金:200円、2館共通券300円。高校生以下、18歳未満は無料
問合せ:文化推進課
【電話】81-7148
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