知るからはじまる、茅ヶ崎らしい風景の保全。市内に残る景観のこと、生物多様性やみどりに関わることについて紹介します。
■駒寄川を景観重要公共施設に
▽景観重要公共施設とは
市民や来訪者に親しまれている道路や河川、公園などの公共施設は景観重要公共施設に指定できます。指定されると整備の基準を定め、工事の際に基準を守る必要があるため、良好な景観を未来に継承していくことができます。
▽駒寄川の景観
駒寄川は、市北部にある清水谷(しみずや)とを源流とし、西に4キロメートルのところで小出川と合流しています。今年6月に、駒寄川のさかえはしより下流の、みずきの住宅地を流れる部分を景観重要公共施設に指定。指定区間は、川と住宅地が一帯となった景観が形成されています。川沿いに周辺の歴史的なスポットなどを紹介している案内看板を設置しており、経路をたどると博物館へたどり着きます。晴れた日には富士山を眺望することもでき、富士山とどこか異国の雰囲気が交りあう川の景観を楽しんでみてください。
問合せ:景観みどり課
【電話】81-7182
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