「茅ヶ崎パン祭り(チガパン)」実行委員長の宮川哲雄さんに、イベントの目的や今年の見どころを聞きました。
■茅ヶ崎パン祭り
日時:11/17(日)10時~15時(小雨決行、荒天時11/24(日)に延期)
場所:市役所前広場
▽「パンのまち茅ヶ崎」を目指して
チガパンは茅ヶ崎で切磋琢磨する店の個性豊かなパンやスイーツを多くの人に食べてもらい、ファンを増やすことを目的にスタートしました。来場者からは、「1か所で多くのパン屋に出会える」「普段行けないパン屋のパンが買える」他、事業者からは、「おいしかったからと、お店まで買いに来てくれた」「SNSでおいしいと広めてくれ、知名度が上がった」などの反響も聞いています。
今年は出店数もパワーアップ。市内を中心に、県内西部エリアや北海道、茨城県、静岡県からの出店も。また、アイシングクッキーづくり〈申込制〉なども実施します。茅ヶ崎のパン文化の魅力を市内外の人に知ってもらえるイベントにしたいです。
実行委員長 宮川哲雄さん
■実行委員長の推しパン・スイーツ店
宮川さんが今注目するのは、昨年オープンした3店舗。店主にお店の特徴やイチオシの商品を聞きました。
▽パン屋 トラディ
若松町8-20
店主の池上さん夫妻
推しポイント:滋賀県で人気のパン屋さんが移住してオープン。市内では少ないハード系パンが楽しめる
噛(か)むほどにおいしさがあふれ出るバゲット、口の中でほどけていく食パンなどを気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです。「バゲット・トラディ」は低温でゆっくり発酵させる他、小麦粉の配合や塩など材料・製法を工夫。フランスで食べたバゲットを再現しています。
▽パンの店 冨貴堂
共恵2-1-40
店主の栗田さん(右)とパン職人の市場さん
推しポイント:昭和レトロな雰囲気がどこか懐かしい。惣菜パンや揚げパンなどメインのコッペパンの他、食パン、メロンパンなども
学校給食のパンを提供するなど、曾祖父の代から続いたパン屋を34年ぶりに復活させました。大人は懐かしく感じられ、子どもたちは気軽に立ち寄れるパン屋を目指しています。「焼きそばパン」をはじめ、パン・惣菜はすべて手作りにこだわっています。
▽シムフォン
東海岸北4-14-68(12月に東海岸南5-3-60-2に移転予定)
店主の志村さん家族
推しポイント:珍しい米粉のシフォンケーキ専門店。一度食べたら忘れられない「ふわふわ感」を体感してほしい
子どもにも安心して食べてほしいと、体に優しい米粉のお菓子を作り始めました。厳選した卵など原材料と製法にこだわり、ふわっふわの食感に。イチオシの「あたかもシュークリーム」は自家製米粉豆乳カスタードクリームと、特製ホイップクリームがたっぷり。上にかけたパウダー状の塩もポイントです。
問合せ:産業観光課
【電話】81-7144
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