障がいのある選手が世界中から集まるパラリンピックでも知られるパラスポーツ。茅ヶ崎市在住のパラ選手に、競技の魅力を聞きました。
■車いすラグビー・車いすツインバスケットボール
青木颯志選手
▽自分のプレーを磨き続け より高いレベルへ
小学2年生の時に血腫を患い、下肢から上肢にかけて障がいがあります。コロナ禍で車いすバスケの活動機会が減少していた頃、車いすラグビーの競技に出会いました。
車いすラグビーは、パラリンピック競技の中で唯一、車いす同士のタックルが認められています。選手は障がいの程度に応じて点数が付けられ、合計点が規定以下になるようにチームが編成されます。直近の点数変更で、自分より障がいの軽い選手と競い合うことが大変ですが、激闘の中でトライしたり、ターンオーバー(※)が決まった時は楽しいです。これからも自分のプレーに磨きをかけ、2028年のロサンゼルスパラリンピックに出場したいです。
※相手からボールを奪い攻守が逆転すること
青木颯志(あおきそうし)選手
小学生から始めた車いすツインバスケットボールを続ける傍ら、高校1年生の時、車いすラグビーチームAXE(アックス)に加入。2022年に車いすラグビー日本代表チーム強化指定・育成選手に選出。ラグビーとバスケの二刀流で活躍する期待の19歳
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