今回のテーマ:デザインマンホール
■[茅ヶ崎市]
茅ヶ崎市とホノルル市・郡の姉妹都市友好協定締結10周年を記念し、新たにデザインマンホールを制作しました。茅ヶ崎の象徴・烏帽子岩とホノルルの象徴・ダイヤモンドヘッドが描かれたデザインで、両市の絆を表現しています。このマンホールは、茅ケ崎駅南口の西側に設置され、付近には5周年記念マンホールもあり、両市の友好関係の深さを感じることができます。
他にも、茅ケ崎駅南口のラスカ駐輪場前に市オリジナルキャラクター「えぼし麻呂&ミーナ」、博物館西側通路に「ゆかりのまち岡崎市」、市内全域にマンホールカードのデザインになった「烏帽子岩と相模湾」といったデザインマンホールがあります。茅ヶ崎を訪れた際は、それぞれの個性的なデザインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
問合せ:広報シティプロモーション課
【電話】81-7123
■[藤沢市]個性豊かなマンホールの蓋
藤沢市の下水排除方式は、汚水と雨水を同じ管渠(かんきょ)で流して処理する合流式と、別々に流して処理する分流式があります。合流式と分流式の雨水管のマンホール蓋には市花である「フジ」、分流式の汚水管のマンホール蓋には、市の木である「クロマツ」が描かれています。藤沢市では、「フジ」をデザインしたマンホール蓋の「マンホールカード」を制作しており、藤澤浮世絵館で配布をしています。
そのほか、観光客などにPRするため、江の島島内に弁財天などをデザインしたマンホール蓋を設置しています。今後、新たに藤沢宿をデザインしたマンホールも登場予定です。ぜひ足元のマンホールに注目してみてはいかがでしょうか。
問合せ:藤沢市下水道総務課
【電話】0466-50-8246
■[寒川町]こだわりのすいせんマンホール
1990年、町制50周年を迎えた寒川町は、町内在住の彫刻家、故原田純成(じゅんせい)さんに制作を依頼し、町の花「すいせん」をモチーフにしたマンホールの蓋を町内に設置しました。作者の原田さんは「円形の中で3等分割の組み合わせの造形的変化を求め、余白の部分が均等になるように工夫した。また、すべり止め効果もある溝の凹凸は、深さに変化を持たせ薄肉浮彫(うすにくうきぼり)で表現し、鋳鉄(ちゅうてつ)本来の落ち着いた色合い、地金の色の効果を生かした無着色に仕上げた。使用するにつれ、鋳鉄に赤みがかった風合いがでることにより作品が完成する。」とこだわったポイントをコメントしています。
全国的にも珍しい彫刻でデザインされたマンホール。高い芸術性と機能性を兼ね備えたすいせんマンホールにぜひ注目してください。さらに、原田さんが作成した町の木「もくせい」をモチーフにした公共汚水桝(ます)もあります。こちらも素敵な公共汚水桝になっているのでぜひ見てみてください。こだわりのすいせんマンホール
問合せ:寒川町広報戦略課
【電話】74-1111
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