市長だより vol.54 現場第一主義

24／25

今年は異常な暑さで、国連も「地球沸騰の時代が来た」と警告を発するほどの夏となりました。外出を控える人が増えたからか、海水浴場や各種イベントでも期待したほどの人出にならないこともあったようです。これからもしばらくは気温の高い日が続き、秋を感じることが少ないまま、冬を迎えることになるのかもしれません。
今月の特集は「がん」がテーマですが、日本では一生涯のうちに何らかのがんになる割合は、男性で65.5%、女性で51.2%と推計されています。がんは食生活の乱れや運動不足など生活習慣と関係が深い病気です。「がん家系ではないから、自分は大丈夫」と過信せず、日頃からがん検診の受診をお願いします。また、生活習慣病の早期発見のため、今年度は特定健康診査を無償にしていますので、併せて受診することも大事です。
さらに、今年度も「てくtec逗子」や「アプリで健康ポイントゲットキャンペーン!」など運動を習慣化するイベントがあります。ぜひ積極的に参加するなど、体を動かすきっかけにしていただければと思います。いつまでも健康に過ごすことができるよう、ご自身に合った健康管理に取り組みましょう。

逗子市長　桐ケ谷　覚