市長だより vol. 69 現場第一主義

27／28

今年も残り1か月となりました。今夏は2年連続での記録的な猛暑となり、地球温暖化を食い止めることが待ったなしの状況であると感じています。
今月の特集は終活についてです。私は少し前に父と母を見送りましたが、その時が来ても慌てないように、専門家に相談しながら準備を進めていました。おかげで混乱もなく無事に手続きなどを終えることができ、いかに準備が大事かを実感しました。
私も終活を考えなければならない年齢になってきており、その必要性は十分理解していますが、いざ自分のこととなると、まだやらなくてもいいのではと先延ばしにしがちです。しかし今後の人生への考えや希望を自分一人で抱えず、周囲の人にも説明しておくことは大事でしょう。ご家族が困らないためにも、お正月などに意見を交換し合ってみてはいかがでしょうか。
また、今月号では「ふれあいフェスinずし」を紹介しています。この機会にぜひ会場に足をお運びいただき、障がいのあるなしに関わらず誰もが互いを大切にする社会を共に考えましょう。

逗子市長
桐ヶ谷　覚