2024年の年明けは驚くことばかりでした。元日には令和6年能登半島地震が起き、多くの方々が帰省や旅行をされていたタイミングで大災害となってしまいました。ここは何より国民が一致団結して復興に立ち上がらなくてはなりません。
今月の特集は認知症がテーマです。近い将来、65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されています。その症状はさまざまで、落ち着きがなくなる、怒りっぽくなる、服装に気を遣わなくなるなど千差万別です。
家族で支えていても、長い介護の暮らしでは精神的に辛くなります。そのため、重要になってくるのが地域やご近所での支え合いです。私自身の経験からも、一人で抱え込まずに、皆で支え合える社会が大事だとつくづく思います。
認知症の専門医によると、認知症の予防や進行を遅らせるためには、一日5人と会話するなど社会参加が良いとのこと。一人で過ごすのでなく、オレンジカフェのように大勢の人と交わる機会を増やすことが大切だと感じています。心通い合える、安心して暮らせるまちをつくっていきましょう。
逗子市長 桐ケ谷 覚
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