能登半島地震の被災地では、仮設住宅への入居も始まり、住民の生活を取り戻すための長い取り組みが始まりました。一日も早い復興を祈ります。
今月の特集はごみ処理です。逗子市は2015年10月から有料ごみ袋での収集に変わりました。延べ160回以上、各地域で説明会を開催し、有料化の周知を図りました。当時、商工会の会長だった私は、生ごみ処理容器「キエーロ」普及のため説明会に同行していました。
キエーロは、私が開発者の方と一緒に試作器からつくり、自宅にも設置して改良を重ねてきたものです。私のキエーロ歴も15年程になりますが、その間生ごみは一度も燃やすごみとして出したことはありません。魚を処理したものや、古くなり廃棄せざるを得ない食材など、要は口に入るものならばほとんど処理が可能です。天ぷら油もそのまま捨てられます。
快適な生活をする上では、電気・ガス・上下水道などの基本インフラとともにごみ処理も不可欠です。ごみ処理は永遠の課題と捉え、これからも安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
逗子市長 桐ケ谷 覚
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