昨年に続き、今年も猛暑の夏となりました。気温35度では驚かないくらい、異常気象に慣れてしまったように感じます。世界全体でこの状況への対策を打たなければ、子どもたちの未来が心配でなりません。まずは一人一人できることから取り組んでいきましょう。
今月は下水道の特集です。逗子市は2002年に下水道普及率が県内で唯一100%を達成したまちです。初代市長である山田市長は就任時から「長靴のいらない町づくり」という方針を掲げ、1961年の集中豪雨で市内が冠水したこともあり、いち早く下水道の普及に力を入れました。こうした歴史が、住宅のまちとして皆様に親しまれる今の逗子を形づくってきたのだと思います。
早くに下水道が普及した結果、施設の更新期も他の市町村より早く、この先20年以内には現在の浄水管理センターの更新に着手する必要があります。できるだけ早くに新しい下水道施設の方針を市民の皆様へご提示し、後世の方々のために環境への負荷の少ない施設へと更新する準備に取り掛かります。ご理解とご協力をお願いいたします。
逗子市長 桐ケ谷 覚
<この記事についてアンケートにご協力ください。>