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自治体の皆さまへ

進メ、鎌倉ペンギン

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

「Society5.0」の時代をしなやかに泳ぐ子どもたちを育む

鎌倉市教育委員会
鎌倉市教育委員会の取り組みを紹介する、「進メ、鎌倉ペンギン」note版(外部サイトへリンク)も!

■第19回「共助」の支援で、子どもたちに豊かな学びのチャンスを!教育長 高橋洋平
「鎌倉スクールコラボファンド(鎌倉SCF)」第5弾の寄附金受け付けが始まっています。
鎌倉SCFとは、鎌倉の市立小・中学校において、企業、大学、NPOなどの伴走者と一緒に、教育活動(探究学習)を豊かにしていく──そんな機会を増やすための資金を、ふるさと納税のしくみを活用したクラウドファンディングなどで募集する取り組みです。
これまでに皆さんから鎌倉SCFに寄せられた寄附金によって、多くの探究学習が実現しています。スタートした令和3年度は2校、4年度は7校、5年度は14校19件、今年度は12月時点で10校13件と着実に増え、食や環境、福祉などさまざまなテーマで学習が行われています。
実際に、鎌倉SCFで実現した授業を見学しましたが、子どもたちの生き生きとした表情がとても印象的でした。例えば、「世界」をテーマに探究学習に取り組む小学校の授業では、子どもたちがフィリピンのバンブーダンス(長い竹を使った伝統的な踊り)や、ニュージーランドのハカを体験しながら、表現の背景にある文化や歴史に触れ、「ハカはどんなときに踊るの?」「この振り付けはどういう意味?」と、探究心に火がついた姿を目の当たりにしました。
このように、多様な学びを公教育で実現していくためには、国や自治体の税財源、いわゆる「公助」が必要ですが、横並びが重んじられ、資金に限りがあります。また、習い事など家庭の「自助」は経済力に左右されます。そのような中で、鎌倉SCFは「共助」として、つまり、企業や地域社会とのコラボレーションや皆さんの寄附によって、子どもたちの学びを豊かにしていくことができるのです。
今回新たに、金融機関と連携して資産の運用益を寄附する「鎌倉SCF+(プラス)」にも挑戦しています。鎌倉発・日本初の試みです。子どもたちの未来につながるチャレンジを、ぜひ応援してください!

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