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「燃やすごみ」これからどう処理?

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神奈川県鎌倉市 クリエイティブ・コモンズ

名越クリーンセンターの稼働停止後は、市内に焼却施設を新設せず、燃やすごみは逗子市の焼却施設を中心に処理する予定です。
今後、名越クリーンセンターの跡地には、燃やすごみを効率的に運搬するために、収集車から大型車両に積み替える「ごみ中継施設」を整備します。

■「広域処理」とは
「鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画」に基づき、2市1町で連携してごみ処理を行うとともに、3R(スリーアール)(リデュース・リユース・リサイクル)の推進を図ります。
名越クリーンセンターの老朽化を受け、市内に焼却施設を新設することを検討しましたが、環境面・財政面を考慮した安定的で効率的かつ持続可能なごみ処理体制を構築するために、市内の家庭から排出された燃やすごみは、逗子市の焼却施設を中心に処理する予定です。
なお、逗子市の処理能力を超える分については、民間処理施設などで処理します。
・鎌倉市・逗子市・葉山町ごみ処理広域化実施計画
・第3次鎌倉市一般廃棄物処理基本計画

■焼却量はこの32年間で約70%削減!
市民・事業者の皆さんのご協力により、32年間で燃やすごみの焼却量を約70%削減することができました。
今後は、事業系ごみの資源化を継続しつつ、年間約2万2,000tある家庭系の燃やすごみの焼却量を1万tまで削減することを目指し、燃やすごみに約25%含まれている資源物の分別徹底、紙おむつや生ごみの資源化を計画していますので(注)、引き続きご協力をお願いします。
(注)資源化手法を含めて検討中

◇ごみの焼却量の推移(1990~2022年)
・1990年…7万2,621トン
・2022年…2万2,659トン(70%減)

■燃やすごみの処理体制今後の予定
◇現在(令和7年[2025]1月まで)
家庭系
・家庭→名越クリーンセンター

事業系
・事業者→今泉クリーンセンター→民間処理施設

◇名越ごみ中継施設の整備期間中
家庭系
・家庭(一部直送)→逗子市など
・家庭→今泉クリーンセンター→逗子市など

事業系
・事業者→今泉クリーンセンター→民間処理施設

◇令和10年(2028)度中から
家庭系
・家庭(一部直送)→逗子市など
・家庭→新設名越ごみ中継施設→逗子市など

事業系
・事業者→新設名越ごみ中継施設→民間処理施設

今泉クリーンセンターは、平成27年(2015)3月の焼却停止後、事業系の燃やすごみを効率的に民間処理施設に運搬するための中継施設として稼働しています。名越ごみ中継施設の整備期間中は、家庭系の燃やすごみを逗子市などに効率的に運搬するための中継施設として活用することも計画しており、運用方法については周辺住民の皆さんと協議中です

■名越クリーンセンター107年のあゆみとこれから
・大正6年(1917)度…町営の清掃所・じん芥(かい)焼却場設置
・昭和26年(1951)度…大町名越のじん芥焼却場操業開始
・昭和40年(1965)度…名越清掃工場(じん芥焼却場)完成
・昭和56年(1981)度…名越クリーンセンター完成
・令和6年(2024)度…名越クリーンセンター稼働停止(予定)
・令和10年(2028)度…名越ごみ中継施設稼働開始(予定)

問合せ:環境施設課
【電話】61-3625

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