旧鎌倉図書館は、昭和11年(1936)に開館した2代目鎌倉図書館の建築を基本とし、令和5年(2023)に改修した建物です。現在は、放課後子どもひろばおなり・おなり子どもの家「こばと」として活用しています。
改修後もモダンな意匠に和風の味わいを加えた昭和11年当時の外観と構造形式の特徴をとどめており、関東大震災後の復興の様相を今に伝える建築物として、景観の形成に大いに寄与しています。
本市には明治から昭和の初めのころに建てられた建築物や工作物が多く残され、鎌倉の往時の暮らしをほうふつさせるとともに、地域の景観を印象付ける重要な役割を果たしています。
市では、これらを「景観重要建築物等」として指定し、保存・活用のための支援を行っています。
問合せ:都市景観課
【電話】61-3477
<この記事についてアンケートにご協力ください。>