特集 ふくいの食をトップブランドへ

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福井県は豊かな大地や清らかな水に恵まれ、魅力あふれる農林水産物がたくさんあります。県では、食のブランド化を進めるとともに、情報発信や販路開拓に力を入れています。

■次のステージへ前進「いちほまれ」
令和4年産米の食味ランキングで、いちほまれは最高ランクの「特A」評価を得ました。平成30年の販売開始以来、生産量を拡大し、昨年は7000トンを生産。販売店舗数は全国2200店舗を超えます。
今後、CMやWEB広告の拡充によりPRを強化し、さらなる認知度向上を図るほか、高価格帯での販売に向け、農薬や化学肥料を減らした特別栽培米などの販売を支援し、ブランド米としての地位確立を目指していきます。

■新たな代表食材「そば」
福井県は、県全域でそばの在来種を栽培している全国的にも珍しいそば産地であり、インターネットメディアが行ったそばの人気投票では、福井県が3年連続全国1位となりました。多くの人にその魅力をPRするため、「ふくいそばオンライン」で県産そば提供店舗を紹介しています。秋には県内外のそば有名店や産地が集うイベントを福井駅前で開催する予定です。

■食で観光客を呼び込む!
来年春の北陸新幹線の県内開業に向け、都市圏で活躍する食のトップバイヤー岩城紀子さんと県内の飲食店が協力し、新たな名物料理を開発しました。料理は全部で6品あり、いずれも県産食材をふんだんに使用しています。今後は販売店を増やし、県内での定着を図っていきます。
また、世界的に評価の高いシェフが料理を提供する宿泊機能付きレストラン「オーベルジュ」の整備を支援し、食による観光誘客につなげていきます。

■県外へ魅力を発信
福井県の農林水産物の魅力を広く知ってもらうため、首都圏の飲食店で県産食材を使用したメニューを提供するフェアを毎年開催しています。昨年は東京都内で開かれたマルシェにキッチンカーを出店、甘えびや越前がれいを使ったオリジナルメニューを販売しました。
東京都内のアンテナショップでも積極的に福井の食を売り込んでいます。2月に銀座に移転オープンした「ふくい食の國291」では海産物や地酒などの県産品を販売。連日多くの買い物客が訪れています。福井から直送する旬の魚介を使った海鮮丼など福井ならではの料理を食べることもでき、県外のふくいファンを着実に増やしています。
また、有名企業とのコラボも進めています。昨年7月、本県の魅力発信を目的に「シウマイ弁当」で知られる株式会社崎陽軒と相互協力協定を締結。その一環として、「フクイシウマイ」を開発するプロジェクトに取り組み、先月には県内の飲食店など18社が開発した商品28品をお披露目しました。販売店はホームページで閲覧できます。ぜひご賞味ください。

○ふくい食の國291オンラインストア
福井が誇る逸品を、ご家庭でもお楽しみください。

■期待が高まる海外販路
海外における日本食人気の高まりを受け、日本からの農林水産物・食品の輸出は拡大し続けています。県では、県産米の輸出拡大に向け、輸出用米として新たな品種を開発。「シャインパール」と命名された新品種は、粒が大きく、コシヒカリ並みのおいしさなどが特長です。昨年12月、敦賀港からシンガポールへ初めて出荷されました。
今後も、輸出に取り組む事業者を支援し、農林水産物・食品の販路拡大を進めていきます。

◆新たな代表食材を紹介!
「越前がに」に次ぐ新たな代表食材として売り出しているのが、「そば」「若狭ぐじ」「越前がれい」「甘えび」「さかほまれ地酒」です。魅力がつまったPR動画をYouTubeで公開しています。ぜひご覧ください。

◆ふくいの新名物料理　販売中!
食のトップバイヤーが考案したレシピをベースに、県内の飲食店がそれぞれアレンジを加えて開発しました。
・ルビー鯛めし
・らっきょ鯖ずし
・ふくいフィッシュandチップス
・ふくいバインミー
・九頭竜まいたけハヤシorカレー
・丸ごとあげ寿司

販売店はこちらから(本紙参照)
※販売店は随時募集

◆崎陽軒×福井県　フクイシウマイが誕生!
○フクイシウマイとは?
県内の飲食店や総菜・弁当、テイクアウトなどで提供・販売されるシウマイの総称です。皮や具材に県産食材を使用したシウマイ、王道シウマイ、アレンジシウマイなどがあります。

※キーワード
(1)い

お問い合わせ：
ブランド課(食のブランド化)【電話】0776-20-0762
産業政策課(アンテナショップ)【電話】0776-20-0619
流通販売課(販路開拓)【電話】0776-20-0421
福井米戦略課(いちほまれ、そば)【電話】0776-20-0425