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たくさんの植物が芽吹く春は、旬を迎える食材が豊富にあります。
旬の食材は栄養価が高いので、春の季節を実感しながら美味しくいただきましょう。
教えてくれたのは流通販売課 廣田明里さん
美食の宝庫である福井の食を楽しみましょう!
■春の味覚を楽しもう!
~福井県産の春のごちそう~
春に旬を迎える農産物や水産物をご紹介します。
◆農産物
○たけのこ
4~5月に旬を迎える越前町宮崎地区の「たけのこ」。先端が約1センチ出た頃に収穫するため、柔らかく甘みがあり、アクが少ないのが特長。
○山菜
「わらび」や「ぜんまい」、「うど」、「たらの芽」など多くの種類がある。苦味を持つものもあるが、下処理をすることで、さまざまな料理に使用できる。
○香福茸(こうふくだけ)
香福茸の旬は、12~3月。
原木しいたけの中でも、傘の大きさや厚みが基準を満たしたものを「香福茸」として流通している。しっかりとした歯ごたえが特長。
○いちご
県内では、酸味が少なく、ジューシーな「あきひめ」と、甘みと酸味がバランス良い「紅ほっぺ」を中心に栽培。春はより水分を含み、冬に比べて柔らかい果肉のいちごが楽しめる。
◆水産物
○ほたるいか
全国トップクラスの漁獲量を誇る「ほたるいか」。
水深200~300メートルに生息している所を、目の細かい網で底びきする。3月中旬から旬を迎える。
○わかめ
天然ものは4~5月が旬の時期で、県内沿岸各地の浅い岩場に生育している。1~3月頃には、若狭地方を中心に養殖されたわかめも味わうことができる。
山菜採りのシーズンが本格的に始まる春は、冬眠から目覚めたクマが餌を求めて活動を始めます。山へ出かける前には、必要な準備物やクマ対策に注意して、安全に山菜採りを楽しみましょう。
ほかにも、福井の土地で育った農産物・水産物を調べてみましょう!
「旬の里ふくい」で検索。
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