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金津本陣IKOSSAに歴史を学びにいこっさ!郷土歴史資料館だより

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福井県あわら市

■第1回ふるさと講座「多賀谷左近三経(たがやさこんみつつね)とあわら」
多賀谷左近三経は、徳川家康の二男・結城秀康(ゆうきひでやす)に仕え、現在のあわら市柿原・山十楽・清王一帯を中心に、大名なみの領地を治めていました。本講座では、その波乱に満ちた生涯と、現在のあわら市域との関わりを多賀谷家文書などの史料を通して紹介します。
とき:9月3日(日)13時30分
ところ:金津本陣IKOSSA3階大ホール
講師:中西健太(なかにしけんた)氏(福井市立郷土歴史博物館)
参加料:無料
定員:30人
申込み:8月16日(水)から受付開始。記載の問い合わせ先に電話またはFAX、メールでお申し込みください。

■学芸員コラム第10回 石器の見方
博物館に展示されている石器を見て、普通の石と何が違うのだろうと疑問に思ったことはありませんか。
学芸員が石器と普通の石を見分けているポイントが2つあります。それは、加工と使用の痕跡(こんせき)です。
1つ目の加工の痕跡は、昔の人が石を道具として使いやすくするために、割ったり、磨いたりした跡です。例えば、弓矢の先に付けた石鏃(せきぞく)(矢じり)は、石を割って小さな三角形にし、先端をとがらせる加工をしています。
2つ目の使用の痕跡は、石を道具として使ったときに、すり減ったり、傷がついたりした跡です。例えば、木の実をすりつぶすために使用したすり石は、表面がつるつるにすり減っています。
このように、一見普通の石に見えても、石器には昔の人が加工したり、使用したりした何かしらの痕跡が残っています。ぜひ、博物館へ行かれた際は石器をじっくりと観察してみてください。
橋本可奈(はしもとかな)

問合せ:郷土歴史資料館(金津本陣IKOSSA2階)
休館日:月曜日・第4木曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間:9時30分~18時(最終入館17時30分)
【電話】73-5158【FAX】73-1038【E-mail】maibun@city.awara.lg.jp

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