■手づかみ食べについて
手づかみ食べは、生後9カ月頃から始まります。この時期は「自分でやりたい」という欲求が出てくる頃で、食事も「自分で食べたい」と手づかみ食べを始めます。
手づかみ食べは「自分で食べる」機能の発達のための入り口です。
■「手づかみ食べ」は目・手・口の協調運動!
・目で、食べ物の位置や大きさ、形などを確かめる。
・手でつかむことで、食べ物の固さや温度を確かめ、どの程度の力で握れば適当であるかという感覚を覚える。
・口に運び、前歯で噛みとることで、口に詰め込みすぎたり、食べこぼしたりしながら一口量を覚える。
■手づかみ食べ支援のポイント
(1)手づかみ食べのできる食事にする
・ご飯をおにぎりにする、野菜の切り方を大きめにするなどメニューを工夫をする。
・前歯を使って一口量を噛み取る練習をする。
・食べ物はこども用のお皿に、汁物は少量を入れたものを用意する。
(2)汚れてもいい環境を整える
・エプロンをつける、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷くなど、後片付けがしやすいように準備する。
(3)食べる意欲を尊重する
・子どもの食べるペースを大切にする。
問合せ:子育て支援課
【電話】73-8021
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