市内の水道施設は老朽化が著しく、令和3年度に更新計画を策定し、計画的に工事を進めています。この計画に基づき、現在吉崎区と浜坂区に配水している「吉崎配水場」を新設しており、令和6年度内の供用開始を予定しています。
■新配水場の概要
新たな配水場は、吉崎御坊跡の敷地内にある公衆トイレの裏手に建設しており、既設の配水場と比べ、耐震性や耐久性、水密性に優れた構造に加えて、海風による塩害対策をしっかりと行っています。また、観光地と隣接していることから、外壁の色も景観を崩さないよう配慮しています。
■市内の配水場ってなに?
市内には上水道財産区内を含め、10カ所の配水場があり、市内全域に水を送っています。配水場には、貯水機能があり、災害時に漏水などで多量の水が流れ出さないよう、水道水の流入・流出量を調整できるようになっています。
1月1日に発生した能登半島地震で市内で漏水が発生した際も、水道水の確保ができるよう配水量の制限を新吉崎配水場行ったため、被害を最小限に抑えることができました。
■今後の工事のご協力のお願い
あわら市では、災害に強い水道施設にするため、順次、水道管の更新工事を進めています。市民の皆さまへ安心安全な水道水をお届けするための大切な工事ですので引き続きご理解、ご協力をお願いします。
問合せ:上下水道課
【電話】73-8037
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