市では、市内に流れる河川および北潟湖の水質調査を実施しており、令和5年度に実施した調査の結果をお知らせします。今後は、調査結果や蓄積したデータを活用し、環境の保全に努めます。
■令和5年度河川水質分析調査結果 令和5年7月27日晴れ
※水域類型とは、水質や利水状況などを考慮して、水域ごとに環境基準の目標レベル(類型)を設けること。
※AやBは、環境省の定めた基準により振り分けされたもの。詳しくは、環境省のホームページをご覧ください。
※環境基準とは、人の健康を保護し、環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準のこと。
河川水質分析調査の結果、一部の調査地点で溶存酸素量(DO)が環境基準値外となりましたが、全体として各測定科目で良好な河川の水質が保たれています。
詳しい情報は、市のホームページをご覧ください。
・赤字は環境基準値外の値を示す。
■令和5年度北潟湖関係水質分析調査結果
▽令和5年8月7 日くもり(前期)
▽令和5年11月1日晴れ(後期)
※BやIVは、環境省の定めた基準により振り分けされたもの。詳しくは、環境省のホームページをご覧ください。
■水素イオン濃度(pH)とは
水溶液の酸性、アルカリ性の度合いを表す指標。pH7のときが中性、7を超えるとアルカリ性、7未満では酸性を示す。
■化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう)(COD)
湖沼(こしょう)や海域の汚濁の度合いを示す指標のひとつ。値が高いほど汚濁が進んでいる。
■浮遊物質量(ふゆうぶっしつりょう)(SS)
水中に浮遊または分散している粒子状物質の量のこと。多いほど透明度などが悪くなり景観を損ねる原因になる。
■生物化学的酸素要求量(せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう)(BOD)
河川の汚濁(おだく)の度合いを示す指標のひとつ。値が高いほど汚濁が進んでいる。
■溶存酸素量(ようぞんさんそりょう)(DO)
水中に溶解している酸素量のこと。値が低いと水生生物の窒息死原因や水質浄化が遅くなる。
■全窒素
水中に存在する窒素化合物の全体をいい、その総量は水質を示す指標となる。
■全リン
燐酸イオン、ポリ燐酸類など水中に存在するリン化合物の全体をいい、その総量は水質を示す指標となる。
北潟湖関係水質分析調査の結果、各調査地点で全窒素や全リンの数値が環境基準を下回り、北潟湖では多くの測定科目で環境基準を満たさない結果となりました。
問合せ:生活環境課環境G
【電話】73-8018
<この記事についてアンケートにご協力ください。>