市では、今年度からゼロカーボンシティ推進のため外部専門家を招いて、脱炭素の推進と環境の視点を取り入れたまちづくりを検討しています。
その1つとして外部専門家の堅達京子(げんだつきょうこ)さんのコラムを定期的に広報紙に掲載することとなりました。脱炭素について分かりやすく説明してくださいますので、今後の参考にしてください。
こんにちは!地域力創造アドバイザーとして、あわら市の「脱炭素推進」のお手伝いをすることになったNHKエンタープライズのプロデューサーの堅達京子(げんだつきょうこ)です。
今年度は、事業者間の連携による脱炭素ビジネスモデルの形成や脱炭素へ向けた相談窓口の設置などに取り組んでいきます。
私は永平寺町の出身で長年NHKで気候変動や脱炭素などSDGs関連の番組を制作し、日本環境ジャーナリストの会副会長や環境省、文部科学省の審議会の委員、東京大学客員研究員や福井県立大学客員教授も務めています。専門知識を生かして、あわら市の皆さんのお役にたてれば幸いです。
それにしても、なぜ、今「脱炭素=カーボンニュートラル」が必要なのでしょうか?
地球温暖化は加速し、平均気温が産業革命前から1.5℃上昇する“危険なゾーン”に突入しようとしています。このままでは熱波や豪雨などの異常気象が増え、熱中症のリスクが高まり、お米や越前がになどあわら市にとって重要な食料にも大きな影響が出ます。こうした事態を食い止め被害を減らすには、CO2を削減する脱炭素社会への転換を急ぐ必要があります。
脱炭素社会とはどんな社会なのか、そしてあわら市でのビジネスや私たちの暮らしの中で何ができるのか、これから一緒に考えていきましょう!
<この記事についてアンケートにご協力ください。>