危険な暑さが続いた今年の夏。NHKなど160以上のメディアが「#何もしないともっと暑くなる」というSNSムーブメントを起こしました。これは、世界共通で推進している「気候危機を解決するための10の行動」を1人でも多くの市民に知ってもらい、アクションを起こしてもらうことが狙いです。
例えば、上図(1)家庭での節電は、電球をLEDに変えたり、こまめにスイッチを切ったり、断熱に力を入れるなど個人ですぐできることです。
(2)移動手段は、福井県ではどうしても車を使うことが多いため、(8)電気自動車に乗り替える、(4)長距離移動で北陸新幹線など鉄道を利用するといった行動で、中長期的に地球環境への負荷を減らすことができます。
(7)家庭のエネルギー源を替えることも大事です。化石燃料中心の電気からCO2を出さない再生可能エネルギーに替えるということですが、どうすればいいのか悩んでいる人もいるでしょう。最近では電力会社が「再エネ電気プラン」を提供していて、ホームページで申し込めば10分以内に切り替えられるものもあります。
お住まいが一戸建てで太陽光パネルを載せられる可能性がある人は、ぜひ太陽光発電にチャレンジしてみてください。自家使用すれば、電気代がお得になり、一定期間で設置費用を回収できます。駐車場をソーラーカーポートにするのも効果的です。このように家庭で再エネを選ぶ人が増えれば、気候危機を食い止める大きな力になります。次回も「10の行動」から、私たちにできることをご紹介します。
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