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栄養ひとくちメモ

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福井県あわら市

■もうすぐお正月!~おせちは一年の幸を願う料理~
本来、おせち料理というのは、人日(じんじつ)の節句(一月七日)、上巳(じょうし)の節句(三月三日)、端午(たんご)の節句(五月五日)、七夕(しちせき)の節句(七月七日)、重陽(ちょうよう)の節句(九月九日)の五節句の際に供える料理全般をさしていました。そのうち、特に重要な正月の料理だけを「おせち料理」と呼ぶようになりました。
おせち料理は、おめでたいことが重なるようにという願いを込めて重箱に詰めて重ねます。

■縁起食材のいわれ
かまぼこ:紅と白は縁起の良い色。紅は「めでたさ」や「よろこび」、白は「神聖」という意味。
伊達巻:巻物に見立て、「学業が成就しますように」という願いが込められている。
栗きんとん:黄金に見立て、「金運に恵まれますように」という願いが込められている。
昆布巻き:「よろこぶ」にかけた縁起物。健康に長生きできるといわれている。
黒豆:「まめに(真面目に)働けるように」と「無病息災」という願いが込められている。
おせち料理の意味を知ると、お正月の支度が楽しみになってきますね!

■昆布巻きの作り方
▽材料/6人分
昆布:15cm×6
身欠きニシン:2本
かんぴょう:10g

昆布戻し汁:3カップ
しょうゆ:大さじ2
砂糖:70g

(1)身欠きニシンは5時間程度米のとぎ汁につけておき、7cm程の棒状に切る。
(2)昆布は固く絞った布巾でふき、ぬるま湯で少し戻す。
(3)かんぴょうは塩でもんで柔らかくし、水洗いする。
(4)ニシンを芯にして昆布で巻き、かんぴょうでゆるく結び、昆布の巻き目を下にして結び目をつくる。
(5)鍋底に割り箸などを置き、(4)を並べて昆布の戻し汁を加え、落し蓋をして砂糖を加え弱火で煮る。しょうゆは2~3回に分けて加え、ゆっくりと煮詰める。

▽栄養/1人分
エネルギー:98kcal
たんぱく質:3.6g
脂質:1.4g
カルシウム:97mg
鉄:0.9mg
食塩:2.4g

問合せ:健康長寿課
【電話】73-8023

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