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自治体の皆さまへ

新春のごあいさつ

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福井県あわら市

新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまには、お健やかに新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。昨年は、北陸新幹線芦原温泉駅の開業や、竜王戦の開催が市内外から多くの注目を集め、あわら市に活気をもたらす一年となりました。一方で、昨年元日に発生した能登半島地震では、市内でも大きな被害が生じ、被災者支援や災害復旧に取り組むとともに、防災対策の強化を進めてまいりました。
本年もあわら市の発展のために全力を尽くしてまいりますが、特に力を入れていきたいことが3つございます。
まず「子ども・若者」施策です。昨年は、中学生の学校給食費の無償化や奨学金返還支援制度の創設など、子育て世代や若者の経済的負担を軽減するとともに、子ども議会や「市長ふれあいトーク」など、次世代の声を伺う機会を設けてまいりました。「あわら市こども若者計画」の策定も現在進めており、子ども、若者が希望を持って住み続けられるまちづくりに取り組んでまいります。
また、本年から全天候型の子どもの遊び場整備も本格化し、「ここにしかない選ばれる遊び場」を目指してまいります。
次に、「新幹線開業効果の継続」です。昨年の北陸新幹線芦原温泉駅の開業は、市に新たなにぎわいをもたらしました。この開業効果を持続可能な発展へとつなげることが重要です。
昨年、「来たい、住みたい、おすすめしたい、世界に愛されるまち“AWARA”」を目指し、「あわら市観光まちづくりビジョン」を策定しました。本市のトップブランドである「あわら温泉」を軸に官民連携で推進してまいります。また、芦原温泉駅周辺では「竹田川周遊エリア整備事業」も本格化し、児童公園の整備工事をはじめ、周辺一体的なにぎわいづくりを進めてまいります。
最後に、「防災」です。能登半島地震では、市内でも震度5強の揺れを観測し、家屋やインフラに多数の被害が生じました。これを教訓とし、地域防災力向上支援事業補助金の創設や、指定避難所の拡充などに取り組んでまいりました。
本年は、避難所となる両中学校体育館への空調設備の整備を予定しているほか、各種マニュアル・計画の見直しを行い、災害に強いまちづくりを加速させてまいります。
今年も、市民の皆さまと共に「暮らしやすくて幸せを実感できるまち」の実現に向けて歩みを進め、全力で取り組んでいく所存です。引き続き、皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びに、本年が市民の皆さまにとって健やかで心穏やかな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

あわら市長 森之嗣

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