デジタル技術を活用し、市民の皆さんの暮らしをより便利で快適にする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を推進しています。これにより、市民サービスを充実させ、誰もが暮らしやすくて幸せを実感できるまちを目指します。
令和4年度からスタートしたあわら市のDX推進のための取り組みを一部ご紹介します。
■外部人材の活用
▽ICTアドバイザー 末吉廣美氏
地域活性化起業人制度を活用し、AKKODiSコンサルティング株式会社の末吉氏を「ICTアドバイザー」に委嘱しました。「スマホ・タブレットよろず相談所」の開設支援や職員向けの研修など、あわら市のDXを推進するための基盤づくりをしました。
▽あわら市CDO 平尾憲映氏
PlanetwayJapan株式会社代表取締役兼CEOの平尾氏を「あわら市CDO(最高デジタル責任者)」に委嘱しました。
職員向けの研修では、DX先進国であるエストニアの事例を紹介し、職員一人ひとりがあわら市のDXを考えるきっかけとなりました。
■市民サービス
▽スマホ・タブレットよろず相談所
毎週水曜日10時~12時に、「スマホ・タブレットよろず相談所」を開設。スマホやカメラの使い方など基本的なことからキャッシュレス決済まで、さまざまな相談に対応しています。
参加者の中には、動画編集アプリやPayPayを使いこなす人もいて、確実に市民のスキルアップにつながっています。
▽シニアスマホアンバサダーの任命
「スマホ・タブレットよろず相談所」では、市民ボランティアの皆さんがスマホアンバサダーとして活躍しています。
デジタル庁から「デジタル推進員」にも任命されました。
▽キャッシュレス決済
クレジットカード、電子マネー、コード決済などのキャッシュレス決済に対応しています。
市民課窓口だけでなく、市営駐車場や中央公民館、北潟湖畔公園などでも利用できます。
▽書かない窓口
窓口における利用者の負担を軽減するため、申請書作成支援ソリューションを導入しました。
マイナンバーカードなどを読み込ませることで、必要事項があらかじめ書類に印字され、手書きの負担が軽減されます。
▽コドモン(公立こども園・放課後子どもクラブ)・Home and School(小中学校)の導入
出欠管理や学校などへの連絡、学校などからの通知がデジタル化しました。
また、園や学校での様子がアプリを通じて保護者に配信されるなど、利便性が向上しました。
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