■令和4年度 水道事業会計決算報告
広報かつやま9月号14ページに掲載しました「令和4年度水道事業会計決算報告」に誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。なお訂正箇所は着色した箇所になります。
※本文中の訂正箇所については〔 〕で囲った箇所になります。
◇業務状況(表(1)参照)
令和4年度は、給水人口が263人減少(前年度比1・25%減)し、給水戸数が90戸増加(前年度比1・20%増)しました。年間有収水量は前年度に比べ、営業用などでの使用水量は増加したものの、工業用や学校用などの減少や人口減少などの影響により家事用の使用水量が減少したため、前年度を下回る結果となりました。また、有収率も前年度比0・74ポイントの減少となりました。
◇財政状況(表(2)参照)
令和4年度の総事業収益は4億8945万5千円、総事業費用は4億8841万円となりました。この結果、当年度純利益104万5千円を計上する結果となりました。
一方、資本的収入は2億1892万8千円、資本的支出は4億1354万8千円となり、この1億9462万円の不足額は、損益勘定留保資金および減債積立金取崩額で補填しました。
◇総括事項
営業収益については、前年度比3・40%の増となりました。主たる収入である給水収益については、営業用は前年度より増加しましたが、工業用や学校用、家事用が減少したため前年度比0・57%の減収となりました。営業費用においては、燃料費高騰に伴う電気料金の増加、漏水修繕件数の増加に伴う修繕費の増加、コンビニ収納導入にかかるシステムの改修費などの増加により前年度比6・16%の増となっています。
令和4年度は人口減少や節水器具の普及などによって給水収益が減少し、燃料費や資材費、労務単価の上昇により費用が増加する中、国の交付金を活用することで経常収支の黒字化を図ることができました。
しかしなが〔ら、昭〕和34年の事業創設以来、約60年が経過しており、管路や〔設備の更新〕の必要に迫られております。地震などの災害に備えるべく強靭化や耐震化も求められているため、令和4年度〔から〕医療施設へ向かう老朽化した配水管を耐震管に布設替〔えする〕事業に着手しました。管路などの更新には多額の資金が必要に〔なること〕から、国の補助金のほか、保有している資金を計画的に活用するとともに、料金改定も含め、財源を確保し財政的基盤を強化する必要があります。
今後も、市民生活に不可欠となる清浄で安全な水道水を供給〔する〕ため、既存水道施設の維持管理に努め、社会的情勢の変化などを注視し、更なる経営の効率化を図ってまいります。
水道事業会計決算の詳細については、決算書を市立図書館に備えてありますのでご覧ください。
問合せ:上下水道課(市民会館2階)
【電話】88-8109
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